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千葉聖美さん

デンマーク王室御用達のライフスタイル専門店イルムスのデザインも手掛け、ご活躍中のインテリアデザイナーの千葉聖美さんです。

千葉さんは独立する時にお子さんを妊娠し、時間的制約がある中で子育ても仕事も大切にしたい、と時間効率やワークシェアリングを活用して何事にも全力で取り組まれてきました。

お仕事が好きで好きで仕方ない!と笑顔で楽しそうにお話しを聞かせて下さった千葉さん。インタビュー時には3歳のお嬢さんも同席されたのですが、やさしいママの笑顔はとても印象的でした。

後半はこちらです)

会社員からインテリアコーディネータを目指して

Q. インテリアコーディネーターとしてお仕事をすることになったきっかけは?

 

千葉聖美さん大学卒業後は保険会社で事務の仕事をしていました。その頃から長く続けられて仕事も家庭も両立できる職業に就きたいと考えていました。

子供の頃から部屋の模様替えをするのが大好きで、インテリアに携わる仕事をしたいと考えるようになりました。その仕事であれば子育てや日々の生活の全てが仕事に活かせるのではないかと。

いざインテリアコーディネーターの資格を取ろうと学校に通い始め、もうすぐ念願の資格が取れるぞ、という時でした。急に夫の英国転勤が決まったのです。結局、資格を取得できないままロンドンに行くことになってしまいました。

 

ロンドンでの転機

大学は国文学科でしたので英会話は全然で、しばらくはインテリアどころではありませんでした。やっと生活にも慣れ、習い事をしたりと自由な日々を過ごしていましたが、なぜかとても物足りない気持ちでした。夫からも「せっかくだから好きなことをしてみたら?」と言われたこともあり、インテリアをもっと学ぼうと、ロンドンにある建築やデザインで有名なChelsea Collage of Art & Designに通うことになりました。

千葉聖美さん授業の内容は日本でのインテリアコーディネーターの資格勉強とは全く異なり、インテリアデザインの基礎であるコンセプトメイキングの重要性を叩き込まれ、非常にクリエイティブで刺激的でした。

日本のインテリアコーディネーターという職業は、海外では「インテリアデコレーター」や「インテリアデザイナー」といった名称で呼ばれ、学ぶ内容や視点も異なります。苦手だった英語も卒業時には、プレゼンテーションができるくらいまで上達し、とても有意義な学生生活を送ることができました。

振り返ると夫のイギリス転勤はひとつの大きな転機だったと思います。

 

帰国後、仕事がみつからない

千葉聖美さん

帰国後、インテリア関係の仕事を探そう!と意気込みましたが、全然仕事が見つかりませんでした。笑。帰国した時には30歳。日本では資格も経験もなかったので厳しい状況でした。

やっと手に入れた、小さな設計事務所での仕事は、時給制のアルバイトでしたが、毎日、図面を引いたり、現場に通い、木造建築の基礎を学ぶことができました。

その後、住宅メーカーのインテリアコーディネーターに採用され、念願のインテリアのキャリアをスタート。仕事は楽しかったのですが、非常にハードな業界で、深夜までの残業、休日出勤が続き、夫とすれ違いの日々に。

せっかく好きな仕事をしても、このままではプライベートが立ち行かないと。専業主婦の母を見て育ったので、私も母のように家庭を大切にしたいという思いがありました。

そこで、運良く日本に住む外国人向けの住宅のインテリアの仕事に転職することができました。ここでは英語を活かしながらインテリアコーディネートの仕事をすることができました。こうやって振り返ると、少しずつ自分の望む仕事やスタイルに繋がっていったと思います。

 

時間の有効性とチャレンジ

Q. その後現在の会社設立までのプロセスは?

千葉聖美さんインテリアコーディネーターとしての経験も増えてきた頃、以前の職場の先輩からデンマーク系のインテリアブランドにこないかと声がかかりました。私などにできるかと思いましたが、チャレンジしたいと思い話を受けました。そして、2003年-2008年まで5年間インテリアデザイナーとして活躍することになりました。

そちらでは、空間コーディネートだけでなく、小売の基本を学ばせていただきました。仕入れから物流、販売に至るまで多くの事を学びました。ここでビジネスの仕組みを学んだと思います。

他にも、海外出張や様々な商談を担当させていただいたり、大使館関係の方とお知り合いになったりととても充実した日々でした。ここで得た経験と人脈は今のお仕事にも通じていて、本当に何事にも変えられない貴重なものです。

 

いざ独立へ、ところが

千葉聖美さん5年働き、以前から考えていた独立を決意しました。大変ありがたいことに仕事もいただいていましたし、全力で走り始める決意をしていました。よし、全速力で走ろう!と決めていた時、全く予想していないことが起こりました。

妊娠でした。

独立を目の前にして、まさかの出来事でしたが、子供が欲しいとずっと思っていたのでとても嬉しいサプライズでした。

そのため、自分がフル稼働するのは難しく、マネジメント側にまわり、実働は他の人に任せるチーム体制を急遽考えなくてはなりませんでした。最初は本当に慌ててたんですよ。笑。

今までは自分で何でもやろうとしてしまうところがあったので、妊娠をきっかけにチームで仕事をする、人に任せる、という事を学ぶことができ、非常に得るものがありました。娘に感謝ですね。

 

会社設立へ

千葉聖美さん無事出産し、独立後の仕事も非常に順調でした。段々と仕事が軌道にのり、大手クライアントとのご縁が広がり、クライアント側から法人化の要望を度々受ける事がありました。その後、2010年に会社を法人化しました。

法人化してからは、社員を雇用したので、社労士、司法書士、税理士と諸々経費がかかり、決算もきちんとしなくてはいけませんし、最初は正直どうしてよいか全くわかりませんでした

実は、法人化するのが良いのかもわからず、横浜市が主催している女性向けの起業塾にも通いました。個人事業主が良いのか法人が良いのか、メリットデメリット等もこちらで学びました。結果的に、法人化したことで、今まで以上にコスト意識が芽生えましたし、利益の投資先や、新規事業検討と今までにない視点が身につくようになりました。

そして何よりも、法人化したことで、私だけでなく従業員やスタッフにもプロとしての自覚がさらに芽生えたと思います。ただ、経営やお金周りのことは実はとても苦手なので、コンサル契約をしています。

幸い、法人化して現在2期目となりますが、今のところ仕事は順調で、まずまずのスタートを切ることができました。本当に沢山の方のお陰だと感謝しています。

後半はこちらです)

 

千葉聖美さま プロフィール

千葉聖美さんフェリス女学院大学卒業後、イギリス、ロンドンで生活する。イギリス屈指の芸術大学 Chelsea Collage of Art&DesignでインテリアデザインのDiploma を取得し 帰国後 戸建て注文住宅のコーディネーターを経て外国人向け住宅のデザイン、コーディネート業務に従事。
その後、北欧のライフスタイルを紹介するインテリアショップ、イルムスのチーフインテリアコーディネーターとして、数々のプロジェクトを手掛ける。数多くの物件を通し、広くインテリア業務に携わる。

現在は独立し、株式会社ミューズデコール代表。北欧のインテリアをはじめ、ライフスタイル重視の空間デザインを幅広く提案するほか、住宅の商品企画やセミナーの開催など行っている。

 株式会社ミューズ・デコール

 

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