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三崎裕子さん

カシオ計算機株式会社に勤務されているワーキングマザー、三崎裕子さん。
10歳(小5)の息子さんと6歳(年長)の娘さんがいて、フルタイムでお仕事をされています。

企業で働きながらの子育て。産休、育休、時短といった制度をどう活用されてきたのか、お話を伺いました。

2回の育休を経て現在の部署で10年目

Q.今のお仕事について教えてください。

三崎裕子さん物流部に所属してカシオ製品を輸出する業務を担当しています。香港に物流部隊がおり、中国、タイ、インドネシアで生産したものを世界各国に輸出する際の船積み指示などをしています。出産のため合計3年間産休育休をとったブランクがありますが、今の部署では10年目になります。

最初は電子デバイスの部署で営業事務をしていたのですが、社内結婚をし、しばらくして異動で役員秘書になりました。そのあと一人目を出産。復帰後に今の部署に異動して、二人目を出産しました。

 

産休・育休から復帰までのココロの道のり

Q.妊娠がわかったとき、どう思われましたか?

もともと子どもが生まれても働くつもりだったのですが、まだ妊娠初期の段階で切迫早産で入院することになってしまい、何の準備もなく、引継ぎも見つからない状況で大変迷惑をかけてしまいました。幸い、周りの方の理解とサポートがあり、その後1年間育休を取ることができました。

Q.育休をとっている間、どんな心境でしたか?

第一子の時は出産するまでが大変だったので、そのあとのことを全然考える余裕はなかったですね。
自分が中途半端にお休みに入ったため、会社のことが気になり、会社の状況を把握したいと思い、会社のPC貸与制度を利用し、イントラネットで社内ニュースを閲覧したり、社内の友人と連絡を取り合ったりしていました。

Q.復帰されたとき何が大変でしたか?

まず保育園がみつからなかったのが大変でした。復帰は1月だったのですが保育園が4月からということで1月から3月は同居している主人の父母に預かって頂きました。

その後会社の制度が変わり、1年半までとれて、しかも4月まで待ってくれることになったので、第二子の時には4月を待って復帰することができました。
保育園に預けるとき、子どもに泣かれるじゃないですか。そのとき本当につらかったですね。

でも自分の両親も働いていたし、母から昔のことをよく聞いていたので、仕事をやめるという選択肢は一切頭に浮かばず、こういうものなんだな、と思いました。

 

時短制度の現実

Q.復帰されたときの職場の反応はどうでしたか?

一日合計2時間までとれる時短制度があるので、復帰した時には、帰りを一時間はやめて4時半に退社していました。
第一子を出産した約10年前には、同じ部署で結婚している女性はゼロだったので、部下が時短を活用することに当時の上司はかなり戸惑った様子でしたが、私が制度を説明したところ快く理解して頂きました。周りの方も知らない方がほとんどだったので、「あれ、早く帰るの?」ときかれたりしましたが、「すみません、1時間早く帰らせていただきます」と徐々に制度を説明していきました。

Q.企業で働く女性社員の皆さんはどういうことを悩んでいると思いますか

三崎裕子さん今は私の部署でも子供がいる女性が4人いて、産休・育休・時短などを利用しており、いろんな悩みを相談されます。
働きながら自分もレベルアップしたいけれど、時短をとりながら実績を出すことはやっぱり難しいとか、そういう相談をよく受けますね。

でも子どもが小学校低学年くらいまでは焦っても仕方ないよと励ましたり。
時短をとったら冷たい目で見られるとかそういうことはなく、みんな協力し合える体制になっているのですが、自分がどういう風にレベルアップしていけるのか、とかそういうことの悩みが多いですね。

6年前に社内で女性活躍促進のプロジェクトが立ち上がり、3年前、私もワーキンググループのメンバーになりました。私は育休マニュアルの作成を担当しました。

当時、制度と手続きの案内が社内のイントラネットにあったのですが、固い文面で、実際に利用するときには読み解くのが大変だったんです。そこで、女性社員と上司、両方の視点に立った時系列のシナリオのようなマニュアルを作成しました。4人で半年くらいかかってかなり大変でしたが、良いものができたと思っています。

 

ありのままをみせる

Q.普段の生活で気をつけていることは?

学校行事の日程がわかった時点ですぐに社内クラウドのスケジュールにいれて部署の方に伝えるんですが、会議の日を調整してくれたりしますし、行事が続いたりするときは上司の了解をちゃんと得て、保護者会などの行事は出るようにしています。

町内会については、断り切れずに引き受けたのですが、子どもの様子についての情報がはいってくるようになり、これはやってよかったなと思います。ご近所づきあいができるので、地域とのつながりは大切にしています。

それから、子どもにもありのままを見せていこうと思っています。忙しいけど、子どもの前では頑張ろう!としてもやはり続かないですよね。ですから、疲れた時には疲れた、と言っています。

会社の状況や体の不調のことまでなんでも子供に話していると、子どもも仕事をするってそういうことなんだね、と理解してくれているようです

なんで遅いの?と言われたことがあったのですが、仕事の説明とその時の会社の状況などを伝えたら納得してくれたみたいでした。

娘から母の日に「お仕事大変だよねーー。でもご飯をつくってくれてありがとう」と言われて、あ、伝わっているんだなぁ、と思いました。あと、娘がよく「勉強して、いい仕事をしないといけないわ」と言っています(笑)

夫はパパ歴10年の現在、非常に積極的に協力してくれるようになりました。妻である私が仕事をする事も当然であれば夫である自分が家事育児を分担する事も当然というスタンスでいてくれますのでとても助かります。

 

ライフプランを先の先まで見通してみる。

Q.働く女性へのメッセージをいただけますか?

私も時短制度をとった時、以前に比べ仕事が減り、かといって仕事くださいといってもやっぱりできなかったらどうしよう、とかなり悩みました。そんなとき、先輩に相談したら、「頑張ってもできないことはできない。もうちょっとしたら楽になるわよ」といわれたのですが、今、本当にその通りだなと思います。最近では出張にも行けるようになりましたし、グループを代表したプレゼンを任せてもらえるなど、徐々にまた仕事が増えてきました。

育休をとったり、時短をとっていたりすると、他の人の昇格をみると何か自分が取り残されたような気がして焦ってしまうかもしれません。
そんなとき、私はずっと先までのライフプランを考えます。

今は子育てで大変だけど、またそれが落ち着いてステップアップする時期がくると思うと焦らないようになり、自分だけが犠牲になっている、とか思わないようになりました。

もう一つ大切にしているのは、上司とのコミュニケーションです。自分の状況とか子供のことを話して、全く理解してくれない人はいません。「わかってくれない」ではなく、遠慮せずに自分から話す「努力」が必要だと思います。仕事をうまく振ってもらえるのも、普段のコミュニケーションのおかげかなと思います

Q.次なる目標は何ですか?

物流って覚えることや勉強することがたくさんあるので、特に担当している海外向けの輸出入についてはそのプロフェッショナルになりたいなというのは仕事の上ではありますね。
あと、英語ですね。英語が話せなのですが海外とのやりとりを毎日やっていますので、英語を勉強することは、私の仕事でもそうですし、これからの子供にも必須だな、と思います。
(プライベートでは)以前やっていた華道をもう一回やりたいです。

カシオ計算機では女性が働きやすい環境づくりに力をいれ、女性従業員384人のうち、育休制度取得者が35人(男性1名)、育休による勤務時間短縮制度利用者数は68人(男性3)で、子どもがいる社員の7割が取得しています(2013年度)。
女性の管理職も少しずつ増え、女性が自然体で働ける企業を目指されています。

 

三崎裕子さん プロフィール

新卒時、家庭科の高校教諭として10か月務めた後、カシオ計算機株式会社に入社。旦那様と社内結婚をし、その後二人のお子さんの産休・育休をとりながら、業現在は海外物流のグループに所属し、アメリカ・イギリスへの船積み業務(貿易)、日本国内の物流ルート改善などと担当。仕事に必要な英語の勉強をしながら、地域の活動にも積極的に参加している。

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