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竹村詠美さん

キャリアにも子育てにも変わらずプロフェッショナルな姿勢でその教育観もとても感銘を受けました。

オピニオンリーダーとして注目されている竹村さんの「女性の働き方」のこれからの展望とメッセージを頂きました。

⇒前半はこちらです

Orinoco Peatix株式会社 チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO) 竹村詠美さん

IT・テレコム業界などの経営コンサルティングを経験後、黎明期の99年にネット業界に転身。ポータル事業の取締役・ビジネスディベロップメントの責任者を経てAmazon.co.jpで書籍の販売責任者・マーケティングの責任者を歴任、同社の日本経営チームにも参画。第一子を出産後、ウォルト・ディズニーのインタラクティブメディア部門のオンライン・モバイルコンテンツ・Disney Mobileのマーケティング責任者を務めた後Orinoco株式会社の立ち上げに参画。

【HP】PeaTiX

子供を優先した環境づくり

Q. 仕事と育児をどのように両立されてこられましたか?

竹村詠美さんお互いの両親は大阪とアメリカにいるので、物理的に頼ることができませんでした。そのため、出来る限りベビーシッターさんの力を借りてきました。保育園のお迎えなど主人も私も仕事でどうしても難しい場合にはシッターさんにお願いしていました。

子供が大きくなるまでは貯金は一旦諦めてでも、子供を優先に考えた環境整備をしていました。そのため、小さい頃から同じシッターさんにお願いするようにしていて、いざという時にも頼れる存在としておつきあいしてきました。また、仕事場と自宅は近くにするようにし、移動時間を短縮するようにしています。

また、2人の子供は、3歳まで保育園でその後は私立の幼稚園に通わせていました。幼稚園となると、仕事との両立が大変でしたが、シッターさんや、お迎えをしてくれる幼稚園児向けの学童などにお願いして何とかやりくりすることができました。

幼稚園を選んだのは、小学校受験をさせたいと思ったからです。ここは考え方や価値観によると思うのですが、私は中学受験の経験で犠牲にした事が個人的に多かったというのが元々の考えるキッカケでした。色々悩んだ結果、のびのびとした小学生時代を過ごして欲しいと考え、準備期間も中学より短くて済み、詰め込み教育型にならない方法がとれる小学校受験の準備をすることに決めました。

 

自分の時間をコントロールできる

Q.独立後の子育てとの両立は変わりましたか?

独立して一番大きいのは、フレキシブルに時間をコントロールできるようになったことです。ネット系の仕事のため、割と時間に関係なく仕事ができ、フレキシブルに働ける環境にいます。夜にイベントの仕事がある時には、家族で夜ご飯を一緒に食べて、その後イベントの仕事に出かけて行くなどコントロールしやすい働き方にシフトすることができました。大変なこともありますが、自分で時間を決められるので、そういう意味では家族との時間、子供との時間をとても取りやすくなったと思います。

 

クリエイティビティを育てる

Q. 子育てで大事にしていることは何ですか?

竹村詠美さんこれからの時代を考えた時に、何か一つ自分の得意なことがないと厳しい時代になると思っています。今の仕事でもまさに複合的な力を求められていると感じていて。それは「コミュニケーションスキル」「ITスキル」にプラスして、「自分の得意なもの」だと考えています。オリジナルなアイデアや自分だけのストーリー、自分のクリエイティビティを発揮していく時代になっていると感じており、そういう意味では枠にはまりすぎず、子供のクリエイティビティを育てて行きたいと思っています。

また私自身、高齢出産だったこともあり、自分の今までのキャリアや経験を踏まえた分、きちんと自分の頭で考えられる子供に育てたいなと思っています。子供には創造性をどうやって身に着けてもらうかを考えていて。自分自身も与えられたことだけをやるのが好きではないですし、自分なりの考えをプラスしてアウトプットを出すのが楽しいと思っているので、子供にも自分で考えられる子になってほしいなと思っています。

 

答えは言わない

他にも心がけていることはありますか?

子供に接する時に、なるべく答えを言わない、自発性を促すことを心がけています。ヒントは出しても、答えは言わないようにしています。中々100%実践するのは難しいのですが。笑。

また、小学校受験を考えるようになって、日々の生活の中で四半期に1回くらいに狙いというかゴールを決めて実践しています。例えば、「ちょうちょ結びができるようになる」と決めたら、ある程度の期間で毎日やるということを繰り返して、子供ができるようになったら次の課題にチャレンジ!というような形です。子供との勉強時間は朝の会社に行くまでの30分だけ一緒に勉強するようにしていました。夜はあまり時間を取れなかったので、先ほどのちょうちょ結びをしてみるなど時期ごとに違うことを少しずつ一緒に取り組んでいました。

 

グローバル展開と女性の働き方支援

Q. 将来のビジョンをお聞かせください。

竹村詠美さままず、今のビジネスに関してはグローバルに展開して、もっと広い意味でイベント主催者に役立つサービスを展開したいと思っています。実はこの春からシンガポールオフィルを立ち上げる予定で、私自身がシンガポールオフィス立ち上げメンバーとして赴任する予定です。きっかけは主人のシンガポール転勤とちょうど会社もアジア進出を考えていた時期が重なったことがあります。

10年後というスパンであれば、今以上に社会の役に立てることをしたいと思っています。例えば、女性の就労支援に繋がるようなことなど。本当はフルタイムではない人にも働ける機会を提供できる企業だと思っています。今はまだ難しいのですが、将来的に時間に制約があるワーキングマザーの人も仕事できるような仕組みを提供したいと考えています。

また、今のイベントサポートの仕事は社会的事業の側面があると思うのです。PeaTiXのイベントでは特定のトピックスがあり、そのトピックスに関心のある人がイベントに集まって、その集まった人たちは日常の人間関係から離れた関係性でが生まれ、一つの人間関係をシャッフルするような機能でもあり、社会的意義に繋がることができるのではないかと思っています。

まずは小さな勇気を出して一歩踏み出してみる

Q. 何か始めたいと思っている女性へのメッセージをぜひお願いします。

竹村詠美さん子供にとって、母親の影響力は大きくて、母親の世界が広いことが子供にとってプラスになるのかなと思っています。一歩ひいて大きな視点で考えてみることと、週1日でもいいから社会との接点を持って活動する事がすごく大切だと思います。

また、きちんとプランを固めたり、ちゃんと準備していないと一歩踏み出しちゃだめだと思わずに、興味があることに何でもいいから始めてみるのをおすすめします。自分の中で悶々とせず、自分の周りにはいなかったとしても一歩外に出てみると、すごく本当に色々やりたいと思っている人が多いのです。

PeaTiX上でも、ママ向けの会や、働き方を考える会、グルメな会など、多岐のテーマに触れるキッカケになるイベントが沢山日々開催されています。頭で考えて悩むよりは、少し自分の時間を作ってみて普段の生活の外に出る体験を積んでいくと、気がつくとやりたい事が見つかるものだったりします。まさに、点と点は繋がっていきますし、意外な経験が2年後、3年後に役に立ったりするものです。何もやらないことが一番よくないのかなとも思いますし、まず、ママ業以外のこ とを時間を作ってやってみるというのはどうでしょうか。

人間は周りにいる人の影響が大きいので、どういう人たちに周りにいてもらえると自分が成長できるの か?というのを考えてみるのも一つの考え方です。成長したい人って周りにも成長したい人が多いですし、そういう人を味方につけると情報が入ってきて自分も頑張ろうと思えるきっかけになるのではないかなと。まずは小さな一歩を勇気を出して参加してみる、素敵なことをやっている人たちに出会っていく、そのような場に出て行く事が一番のおすすめです。

(インタビュアー 島田敦子)

<お知らせ>
今竹村さんが大変力を入れていらっしゃる、イベント主催者のための祭典、「Event Festival Tokyo 2013」が5月26日(日)に開催されます。
イベントを主宰されている方だけでなく、いつか主宰してみたい、ちょっと興味ある、という方にもおススメのイベントですので、ぜひプログラムをご覧ください。
Event Festival Tokyo 2013
http://eventfes.org

 

竹村詠美さん プロフィール

Orinoco Peatix株式会社 チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)

モニター・カンパニーとマッキンゼー&カンパニー社でのIT・テレコム業界などの経営コンサルティングを経験後、黎明期の99年にネット業界に転身。ポータル事業の取締役・ビジネスディベロップメントの責任者を経てAmazon.co.jpで書籍の販売責任者・マーケティングの責任者を歴任、同社の日本経営チームにも参画。第一子を出産後、ウォルト・ディズニーのインタラクティブメディア部門のオンライン・モバイルコンテンツ・Disney Mobileのマーケティング責任者を務めた後Orinoco株式会社の立ち上げに参画。慶應義塾大学経済学部卒業・ペンシルバニア大学国際学MA・ウォートンスクールMBA

【HP】PeaTiX http://peatix.com/

ブログ「デジタルママ 竹村詠美のトレンドピックアップ」

Twitter: @tokyopingu

島田敦子慶應義塾大学 総合政策学部卒業。卒業後、出産育児関連事業で広告宣伝を担当。インタビューしたママの数は100人を超える。自動車メーカーに転職後一貫してマーケティングを担当。ダイバーシティ推進プロジェクトにも参画し、女性活用の組織立ち上げや女性能力活用について多数の企業ヒアリングを行う。1年間海外研修生として、英国オフィスに勤務。海外でのワークライフバランスを身を持って経験する。震災を機にIT系企業に転職し、現在に至る。キャリアを積んだ女性が結婚、出産などライフステージが変わっても輝き続けられる世の中を目指して、ママ起業家のインタビューやロールモデルとの出会いの場となるイベントを企画実施

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